扇子
細部にまでこだわった榛原の扇子
素材や手仕事にこだわって仕立てた榛原の扇子。蒸し暑い日本の夏の必需品として、贈り物や普段使いに是非ご利用ください。
扇子のこだわり
摺りのこだわり-色硝子扇子
扇面には、榛原千代紙「色硝子」の柄を紗型摺りで施しています。光を受けて淡く輝く、真珠の様な光沢が魅力的です。
摺りのこだわり-菊花扇子
扇面は顔料で鮮やかな色を乗せた上に、カシュー刷りを行い仕立てております。
サイズのこだわり
サイズは「男持ち」と「女持ち」の中間の大きさで男女問わずお使いいただけます。
素材へのこだわり
材料には、高品質の国産の竹と和紙を用いています。手に馴染みやすく、大きな風が特徴です。
手仕事へのこだわり
和紙を折り畳む作業や、何本もの中骨を差し込む繊細な工程は、熟練の職人の手で、一本一本丁寧に仕上げられます。
扇子のお作法
扇子には、正しい持ち方があることをご存知でしょうか。
ここでは、男女の扇子の持ち方の違いや、開き方・閉じ方についてご紹介します。
- ● 扇面(せんめん):扇子の紙、布の部分
- ● 中骨(なかぼね):両端にある親骨の間にある細い骨
- ● 要(かなめ):扇子の根元の骨をまとめた部分
- ● 親骨(おやぼね):扇子の両端の太い骨
扇子の持ち方
●男性の場合
正面から親指が見えるように、要(かなめ)の部分を握ります。
●女性の場合
正面から手の甲が見えるように、親指を隠して要(かなめ)や骨の部分を挟むように持ちます。
扇子の開き方・閉じ方
扇子を開く時は、親骨が上になる様に右手で要(かなめ)を持ち、左手の親指で親骨から骨を一本ずつ斜めにずらしながら開いてゆきます。
最後の1〜3本の骨は親骨に付けたまま、開かずに残します。「満つれば欠ける」事を避ける為に、全て開かずに使います。
仰ぎ方のマナー
扇面を体に対して平行になる様に持ち、顏の真下の首の辺りから静かに扇ぎます。
扇面を垂直にして扇ぐと、周囲の人に風がかかってしまうので気を付けましょう。
扇子を贈る
扇子は、開いた時に八の字となる末広がりの形から、繁栄を意味する縁起の良い贈り物とされています。大切な方へのお祝いやギフトとして、是非ご検討ください。
母の日、父の日などの贈り物に。
段々と夏が近づいてくる母の日や、父の日。
ご夫婦にペアで差し上げれば、とても印象的な贈り物となります。
外国の方への贈り物、お土産に。
コンパクトで持ち運び易く、実用的な扇子は、海外の方へのお土産にも最適です。
平安初期に日本で生まれ、中国、インド、ヨーロッパに渡ったとされる扇子のエピソードと共にプレゼントにご利用ください。