- 1-18 / 18
- 1
榛原千代紙

榛原千代紙の歴史
榛原千代紙は、明治政府の命で日英文物交換のためイギリスに送られ、その精緻な美しさにより文明開化期の日本文化の紹介と共に西欧に興ったジャポニズムの牽引の一翼を担いました。
国内においては、志賀直哉が「暗夜行路」の主人公、時任謙作にフランスに行く友人に「はいばらの千代紙でも持って行っちゃ、どうだい」と語らせ、幅広い層に人気があったことを示しています。
その後も海外の博覧会に出品し、ヨーロッパ各地にシーボルトコレクション、パークスコレクションとして現在も美術品として収蔵されております。

榛原では創業より現在に至るまで、多くの美術家に図案の創作を依頼して参りました。
それらをもとにした、榛原千代紙をお楽しみください。
「榛原千代紙 朝桜」ができるまでを動画で紹介しております。