扇面に榛原千代紙「色硝子」柄の沙型摺りを施した扇子です。
数量:1
サイズ:7寸(約21cm)
18間
骨扇:白竹
扇面:紗型摺り
生産国:日本
※扇子を仕上げる最終工程にて両端の扇骨に熱を入れ、内側に曲げております(これは扇子を閉じやすくする為と、閉じた時に収まりの良いようにするためです。)そのため、両端の扇骨の内側に紙ジワが入ったものがございますが、総手仕上げで天然素材(竹・和紙)で作った扇子ならではの特徴ですのでご了承ください。
During the final fan-making process, the bamboo guards on both sides are heated and a little bit bent inward. (This is because the fan wiill be folded easily, and tightly.)
So some fans may have tiny crinkles inside the guards, but they are characteristic of perfectly handmade fans made of natural material (paper and bamboo). Please enjoy the fan.
色硝子(いろがらす)とは、明治から大正期に流行した、日本のステンドグラスを連想させる図案です。元々は、池に自生する菱の実を意匠化しました。
池の沼の中から成長して清らかな葉を伸ばし、人知れず実を付ける菱は、厳しい環境の中でも節度を守り、志を貫く理想的な人格に例えられました。榛原製千代紙図案集に納められたこの柄は、現在でも店舗外壁や商品デザインなどに用いられています。
仕立ては文政六年創業の宮脇賣扇庵。
職人の手により一つ一つ仕上げられています。
宮脇賣扇庵
表面は白地に、真珠の様な光沢で色硝子の文様が入っております。
見る角度・光の入り方によって、様々な表情をみせます。
裏面は淡いエメラルドグリーンの色で染められています
男持ちより小さく、女持より少し大きめの男女兼用サイズです。
中骨の部分に麝香種の香水を吸わせ、扇ぐとほのかに和の香りが広がります。
表面の様子を動画でもご紹介しております。
販売価格 | 6,600円(内税) |
---|